Bobが再びステージに現れ、アコギを手にしてあの名曲のイントロを爪弾きます。 その「Night Moves」にまた涙。 この静かな曲でもBobの歌に合わせて観客の大合唱。 特にこの曲は終盤で語りのような部分があるのですが、その部分も含めて一緒に歌う(語る?)アメリカ人の観客達には凄いものがあります。 この辺の反応は本国アメリカの聴衆ならではでしょう。 この感動的な曲を聞きながら、その自伝的な歌詞の中でBobに歌われてる相手方の女性ももういいお婆さんなんだろうな〜なんてしょうもないことをふと思ってしまいました。
(笑) バックにかぶさる女性コーラスもレコードそのまんま。
そして至上屈指の疾走感溢れるロックンロール・ナンバーであり、自分の最も好きなBob Segerの曲である「Hollywood Nights」、これにはこの日一番の涙にくれて大声で一緒に歌ってしまいました! オリジナルアルバムではフェイドアウトで終わるこの曲のエンディングは、2枚組のライヴ盤『嵐の呼ぶ声』の同曲と同ように、最後に叫ぶ「ハリウッドナイト!」の残響が響き終わるというパターン。 欲を言えば、できればこれはハリウッドボウルあたりの会場で聞きたかったという気もしますが、LAにちなんだ曲に観客は大爆発していました。 |
( ←Hollywood Nights) |
バンドが引っ込むと観客は足を踏み鳴らして館内轟々たる歓声。 |
セカンドアンコール1曲目では再びアコーステックギターを手にしての「Against the Wind」、アコギとピアノのコンビネーションが最高です。
そしてオーラスは「Rock and Roll Never Forgets」!
10時55分に大盛り上がりの中、コンサートは終了。 |